このブログを検索

2017年10月16日月曜日

北九州連続殺人事件・松永太の息子インタビュー(前編)

昨日、10月16日
フジテレビの「ザ・ノンフィクション」


人殺しの息子と呼ばれて(前編)
北九州連続監禁殺人事件
犯人の息子に密着

なんと、あの松永太死刑囚の息子さんが
取材に応じた!

すごい内容でした!!!
フジテレビさん、ありがとう(´;ω;`)!



父=松永太(確定死刑囚)


母=緒方純子(無期懲役)

ふたりの間に生まれた長男が語る
あの残虐非道な「北九州連続殺人事件」


お風呂場が記憶にあるんですよね。
ちょっと、誰 入れてたかは
覚えてないんですけど。
風呂場に誰かがいて、
ずーーとたぶん
放置してたんだと思うんですよ。
それが誰なのかっていうのは
ちょっと覚えてないんですけど。
記憶に残っているのが、
“ペットボトル” と “船” と “公園”。
で、自分で色々調べていくじゃないですか。



人をばらして、煮込んで、
ミキサーにかけて、トイレに捨てたり、
海に捨てたり……
で、全部つながったんですよね。
“これや”って思って。
みんなでやってましたもん。
何人かいたんですよね、そこに。
分かってたのは、母親は絶対いました。
鍋とか、あと、おたまですくったりとか……
ものすっごい臭いんですよ。
なんとも言えん、なんかこう……
あれは僕の思い込みで
想像してるもんじゃないと思うんですよ。
何回も“ウソやったらいいな”とか。


“通電装置”っていうんですかね。
作りがものすごい。
今考えたら
良く作ったな~って思うんですけど。
コンセントから電源を取って、
オス メスを作ってその先にクリップ。
で、銅線をクリップに巻きつけて、
で、そのクリップを体に付けて、
ここを繋ぐと電気が流れるよっていう。


どっちが悪いかっていうのを
徹底的に言わせるんですよね、親父が。
“白か黒かはっきりつけろ”っていう風に。
本当のことを言うんやったらまだいいんですけど、
だんだんウソをつき合うように
なるんですよね自分を守るために。
自分がやられないために。
親父がそれを見て笑うっちゅうか、
楽しむっちゅうか、喜ぶんですよね。
当の本人たちは必死はわけなんですよね。


で、あと……出てないと思うんですけど
表にはあんまり。
母親がされよる時やったんですけど、
通電装置が、コンセントに
ささってなかったんですよ。
でもあいつ(父親)が繋げると、
ものすごく痛そうな感じなんですよね。
当時それが理解できんで、
普通に言ってしまったんですよ、
“繋がってないよ”
そしたら親父がまたぶち切れて、
“何でそんな演技してから、この女は~!”
ちゅって、一晩中通電されてたみたいですね。





母親はどっちかの足の指が
くっついていたと思うんですよね。
それ(通電)され過ぎて。
それくらい母親は執拗にされてました。
奴隷みたいな感じですもんね。




息子によると、監禁・殺害現場から
5分くらい離れたマンションに
子供たちだけで住まわされていたと言います。

息子が住んでいたアパート


















息子たちの部屋には
監視カメラがありました。
録画できるもので
四六時中行動を見張られていたのです。


1個だったんですけど、
ドーム型みたいな
天井にくっつけるタイプの。
それが家のテレビに映るんですよね。
で、親父が帰ってきてそれを見て、
“何々をしてない!できてない!”とか。
まずカメラに映るところで生活をすること。
寒い日でも短パンとシャツ1枚。
暑くても冷房のきいた部屋では
寝かせてもらえなかったですし。
“親父に逆らうな”っていうのが
多分あったと思います。
ものすーーーごい怒るんですよ。




通電を、顔と手と足に
されたことあるんですけど
早く終わって欲しい。
ものすっごい痛いんですよね。
   

10何秒とか当たり前にあって……。 
それがたぶんやり過ぎたって
思ったんでしょうね。
で、そのうち回数になるように
なったんですよ。
だいたい平均6回であったんです。
あいつの機嫌を損ねたら6回。
その場ですぐ“あれ持ってこい”って言って。
それを“おかしい”とか“変”とか
思うこともなく、
それが当たり前なんやって“
この人を怒らしたけー、
自分がそういうことをされるんや” 
っていう……。
今考えたらゾッとしますけどね。


人間として扱われてなかった
っていう表現が一番近いと思うんですよね。
“動物にしつけをする”みたいな。
ちゃんとした理由も説明もなく、
とりあえず自分がして欲しくない、
自分がされたらバツが悪いことをした場合は
ものすごく痛くて苦しい思いをするぞ
っていうようなしつけのされ方
ずっとされてきたんで。


インタビュアー:通電したことはある?
「・・・・弟に……あります。
やれって言われて、やったことはあります。
逆もあったんですけどね。」


僕、母親がすごい嫌いなんですよ。
今となってはどうでもいいんですけどね、
母親のことなんか。
押さえつけてましたもんね、僕のことを。
押さえつけとけって言うのんで、親父が。
必死に押さえてましたね。
言われたことを守るためだけに。
なんで僕、母親がすごく嫌いなんですよ。


背中に母親から包丁を
突き立てられたこともあったんで。
なんでそうなったかは
あまり覚えてないんですけど、倒されて。
今となってはどうでもいいんですけどね、
母親のことなんか。



あいつ(父親)目の前で
めちゃくちゃおいしそうなご飯食うんですよ、
お酒飲みながら。
僕たちはいつもと変わらんご飯なんですけど。

インスタントラーメンなんか栄養がないって、

たぶんラードだと思うんですけど、

あれ入れて食べさせられてましたもん。

全然おいしくないんですけどね。



事件当時、ポケモンが流行り、

アムラーが闊歩した時代




好きだったものは?
「好きな歌はありました。
岡本真夜さんの”TOMORROW”
っていうのかな。いい歌ですね。
ちょっと歌詞を調べてもらったら
分かると思うんですけど。」



そしてやっと息子が解放される日が来ます。


両親が逮捕されたのです。




本来なら自由の身になれるはず。
しかし世間は冷酷でした。


今から15年前の2002年3月4日、
母=尾形純子 逮捕。
そのとき、息子は9歳の少年。


身寄りも金もなく、
たった一人で社会に放り出されました。
警察に保護された息子が
まず連れていかれたのは、
北九州市内にある児童相談所でした。
そこで彼は生まれて初めて、
両親以外の大人と接することになるのです。




妙に周りの人が優しかったんで、
それが気持ち悪いなと思って。
“(両親については)今は違うところにいる。
どうなるか分からない“
って聞かされていました。

寂しくなかった?
「半々なんですよね。
親って思っとったんかなちゅう気持ちと
この人たちには何もされんていう、
ほっとしたっていう気持ちと
半々やったんですよね。」


こんなに食べていいんかなって。
一番最初に食べさせてもらったのが
確かね、夜遅かったんですよ。
レトルトのカレーかなんか出してもらって食べて、
“もう大丈夫やけね”なんか言われて、
何が大丈夫か全然分からんで、
“とりあえず今日はここで寝ていけ”って言われて。


その後児童養護施設に移された。


ある日突然、その児童養護施設に
行くことになったと思うんです。
その時にうっすら、なんとなく周りの人が
距離を置くじゃなけど、
腫れものに触るじゃないけど
扱い方が分からんっていうか
微妙な温度差と距離感ちゅうのが、
俺なんかしたんかなぁって思いながら。
またこの人たちからも
何かされるんかなって思って。




小学校に通いだした息子。

クラスメイトたちは、
彼の正体に気付き始めるのです。
彼は必死に隠そうとしますが、
悪い噂は広まります。



“お前の父ちゃんは犯罪者だ、
人殺しだ”とか?
「ありましたよ。
“俺じゃない”って言いますね。
“関係ない”とまでは
そのときは言えないですけど、
“したのは俺じゃない”って。」



だんだん荒れて、

暴力的になっていった息子。







2005年9月28日

松永、緒方両名に
死刑判決が下された。
(母親は控訴審で無期懲役に減刑)



この判決が言い渡されたとき

彼は中学生。
どんなことを思ったのか・・・

続きは次回です!



http://www.fujitv.co.jp/thenonfx/

「死刑判決」のシーンで泣けました。
虐待されていたとしても、
好きじゃないとしても実の親です。
その親が国によって殺される。
中学生だった彼にとって
重すぎる現実だったはず。

前にもこちらのブログで

何度か触れていますが
私が裁判を傍聴し始めたきっかけは
この、松永太の事件を知ったからです。
(リアルタイムではほんのり記憶にある程度)

2014年にこの事件の本を読み、

今までに感じたことのないような恐怖で
しばらく夜道を歩くこともできず
人間不信になったりもしました(-_-;)

こちらです
「消された一家」豊田正義著




それと同時に、太が
どうしてこんなことをしたのか知りたい!
できることなら太に会いたい!!!
って思いました。
会うことができないのは
重々承知ですが……。

それから、

人が人を殺める心理に興味がわき、
殺人犯を見たいと思うようになったのが
傍聴のきっかけです。

だから松永太には

ものすごーーーーい思い入れがあります!

この番組の放送を
教えてくれたSちゃん
どうもありがとう~♡

✿関連記事✿
松永太の息子インタビュー(後編)
「人殺しの息子と呼ばれて」感想文
残酷な事件を傍聴して病まないの?


皆様からの清き一票が
更新の原動力となりますので
下のバナーをクリックして
応援をお願い致します✿




0 件のコメント:

コメントを投稿