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2017年5月28日日曜日

残酷な事件を傍聴して病まないの?

「傍聴して病まないの?」

これ、ひじょーに良く聞かれる質問です。

答えは・・・

「 ほぼ病みません 」

「ほぼ」なので

病むときも、もちろんあります。
(人間だもの~!)

でも、99.9%くらい
全っっっ然平気です!!!

私は殺人などの
凶悪犯罪に一番興味があります。

元々、裁判を傍聴するきっかけになったのは
北九州小倉の一家7人惨殺
「松永太」死刑囚の話を読んだこと。


「どんな気持ちで人を殺めるのか」
ということに興味を持ち、
殺人犯を近くで見てみたいと思いました。
(本当は松永太を見てみたい、話したい…)


裁判傍聴を始めて4年。
数々の裁判を見てきましたが、
「病んだ」のは5件くらいでしょうか。

傍聴席で泣いてしまったことは
一度だけありますが
(娘を殺害された父親の意見陳述)
それで病むということはありませんでした。

残虐だから、
遺族や被害者の処罰感情が峻烈で
悲しみが深いから、ということで
必ずしもそれが
私の気分を変えるということではありません。

どんなにひどい内容でも
被告人に怒りを覚える事はほぼナシ。
被害者や遺族の気持ちに
過剰に共鳴することもなく、
気持ちが動かされることが
ほとんどないのです。

人間らしくないといえばそうですが
法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)や
書記官、裁判所職員、捜査官など
事件に関わる人たちは
おそらくこのような感覚だからこそ、
職務を遂行できるのではないでしょうか。

私が凶悪事件をこれだけ傍聴できるのは
事件を俯瞰して
中立的に見ているからだと思います。
毎回悲しんだり、怒ったりしていたら
疲れてしまって、ムリですよね!

さて、
そんな私でも病む事件というのは・・・

「 痴情のもつれ系 」です。

これ、かなり苦手 (>_<)!!!

特にストーカー。

私は過去に3回
ストーカー被害に遭ったことがあり、
内2人は元カレ。
死の恐怖と、
終わりの見えない絶望を味わいました。

人は普段、
生きることを意識して生活しませんが
(生きてて当たり前だから!)
死ぬかもしれない事態におちいると
「生」への執着が湧き出てきて
「生きたい!」と
強く思うものだということを
知りましたっっっ(´;ω;`)!!!


なので、ストーカー殺人や
愛情のもつれが原因の殺人などは
被害者にものすごく感情移入。
自分の過去と重ね、
様々な悪夢を思い出して恐くなり・・・

激しく病みます!!!

今年2月
岩埼友宏(殺人未遂、懲役14年6月)の裁判で
被告人質問を傍聴。
あまりの恐怖で病み、1週間仕事を休み、
裁判も行けなくなりました。
(名古屋地裁だけは気合いで行ってたけど!)

他にも、こちらのブログであげてますが
キム・コンウ(殺人)
シュ・ハイペイ(殺人等)
で病んでいます (´;ω;`)
※キム・コンウは
被告人に同情して病むパターン。
シュ・ハイペイの「別れるなら殺す」は
私が元カレに言われた言葉であります(鬱)。

その他、ブログにあげていない事件では
集団強姦。

被害者は主犯のことが好きでした。
男はその気持ちを利用して
仲間2人と共に
彼女とその友人を拉致。
欲望のおもむくままに姦淫しました。

好意を寄せている人に
そんなことをされる
被害者の気持ち。
そして主犯の男の
あまりにもひどい女性蔑視の発言と態度に
落ち込みました・・・
被告人の母親は終始号泣。
(判決は懲役7〜8年位だったかと)

愉快犯や通り魔的犯行、
金銭目的で知らない人の家や
店に入って人を傷付ける、など
犯罪の背景に「心」がない場合は
凶悪事件でも辛くなることはありません。

病むのが分かっていても
気になって見続けててしまう!
ということがあるので
自分の心の平穏を保つために
気持ちを強くもって
「傍聴しない」選択をできるように
なりたと思います(>_<)!




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