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2017年2月10日金曜日

【殺人】株で負けた恨み!? 控訴審判決

2017年2月9日 14:30
東京高裁506号法廷
平成28年(う)第1886号
第4刑事部
植村稔,成川洋司,近藤和久(イケメン)

殺人、
銃砲刀剣類所持等取締法違反

山田誠二

初公判の様子↓

経営していた相模原市緑区のコンビニで
2015年11月、
アルバイト店員、当時(61)を刺殺したとして、
殺人などの罪に問われた無職、山田誠二被告(63)の
裁判員裁判初公判が9日、
横浜地裁(松田俊哉裁判長)で開かれ、
山田被告は「間違いない」と起訴内容を認めた。

検察側は冒頭陳述で
「被害者に運用させた株取引で
約1200万円を失ったのに謝罪がなく、
勤務態度も悪いことに殺意を持った」と指摘。
目出し帽などを準備して強盗を装い
店に押し入ったとして「計画的だ」と述べた。

弁護側は「抵抗されて反射的に刺した。
殺意は強固ではない」と主張した。

起訴状によると、
2015年11月24日午前2時15分ごろ、
コンビニで被害者の腹や首を包丁で刺し、
殺害したとしている。


こちらにも詳しく載っています↓
白髪交じりの頭、疲れ切った表情の被告人です。

【 主 文 】

公 訴 棄 却

当審未決勾留日数中70日算入

【 理 由 】

公訴趣意は、被告人を懲役15年に処した
原判決は重すぎて不当というもの。
本件は、被告人が経営する店舗の
従業員である被害者(61)を
出刃包丁や文化包丁で刺すなどして殺害した事案。

原審での検察官は、
被告人が被害者の指示で株取引をして
失敗しておきながら謝罪しなかったことが
動機だと主張したが、 弁護人はこれを認めず、
勤務態度の悪かった被害者のことで
苦情を言ってくる他の従業員との間で
板挟みになっていたことが動機であると主張。

被告人も、原審公判において、
「株取引の失敗で一時的に被害者を
殺したいと思ったことはあるが、
その後、その思いはなくなった」と供述。

被告人は捜査段階で、
株取引の失敗が動機であると供述していたが、
そのことで殺意を抱くほどだったのは一時的で、
その後、被告人は被害者を
再び雇い入れ、住居の世話もした。
犯行の動機は、株取引の失敗が背景にあるものの、
従業員から被害者の苦情が出ていたが、
長年友人関係だった被害者を
強く注意することができず、対応に困った末、
被害者を殺害するしかないと考えて
犯行に及んだと考えるのが相当とした。

動機については、同情の余地はあるものの、
被害者と話し合ったり、解雇するなどの
方法を検討することもなく
殺害を選んだのは短絡的。
また、被害者に殺されなければならないほどの
落ち度もない。

被害者は命乞いをしながら
複数回に包丁で刺され、大量の失血により死亡。
被害者の受けた恐怖や無念さは計り知れない。

被告人は原審で反省の態度を示しているものの、
全てを正直に話しているとは認められず、
深く反省しているとまでは言えない。

原判決の量刑判断は相当として
是認することができる。

酌むべき事情を十分考慮しても、
被告人を懲役15年に処した原判決の量刑は
やむを得ない。論旨は理由がない。
よって、本件控訴を棄却する。

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