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2016年7月12日火曜日

前橋連続殺傷事件・第1回公判③冒頭陳述(弁護人)

2016年6月30日 10:00
前橋地裁 4号法廷
平成27年(わ)第43号
刑事第1部
裁判長 鈴木秀行
裁判官 齊藤学,伊藤愉理子

住居侵入、強盗殺人未遂、
強盗殺人、窃盗

土屋和也

【冒頭陳述・弁護人】

〈事件全体に関わる事実〉

・反省の気持ち
・その気持ちをどうのように表してきたか
・事件前の犯罪とは無縁の生活状況について

提出した書面、証拠によって明らかにする。

〈争いがある事実関係〉

この事件を一言でいうと、
「無自覚な障害が影響した事件」。
日吉町、三俣町、双方の事件にも、
この障害が影響していた。

(1)日吉町事件

■犯行前の時点で殺意はなかった

■犯行時の殺意は弱い

土屋くんは2時間もの間、
どうやって金品を奪おうか考え、
決めることができなかった。
小島さんの枕元に立ったとき、
小島さんが、目を覚ますような動きをした。
それは、突然の出来事で、
どうするか決めかねていた土屋くんは慌て、
動揺した。
そこでとっさに、
小島さんにバールを振り下ろし、
何度も攻撃した。
土屋くんは、このときの
行動を思い出すことができない。
「無自覚な障害」が、ここにも影響している。
小島さんを攻撃しているときに、
それが命を奪うことになるという
自覚はなかった。
土屋くんには、「弱い殺意」しかない。
これは、
「未必の故意」または、「未必の殺意」

(2)三俣町事件

■犯行前の時点で殺意はなかった

日吉町事件が報道されているのを
知っていたので、犯行にためらっていたが、
「覚悟を決めろ」と携帯電話機に打ち込んで、
やる気を奮起させた。




■二美江さんへの殺意はない

自分が捕まらないように、
家の人に怪我をさせて、
その隙に逃げようと計画していた。
土屋くんは、切り付けた後に、
玄関から逃げようとした。
このことから、
検察官の主張とは、「攻撃の目的」が違う。
成立する罪名は「事後強盗傷人」。

■種吉さんへの殺意は弱い

自分が捕まらないように傷つけて
逃げようとしたもので、強い殺意はない。

〈障害が犯行に与えた影響〉

■生まれながらの障害

鑑定の結果、程度は重くないものの、
土屋くんには広汎性発達障害があると
診断された。これは、脳の機能障害で、
社会性の障害、コミュニケーションの障害、
イマジネーションの障害という
3つの特徴がある。

■不遇な成育歴によって形成された障害

パーソナリティ障害と診断されるもので、
ものの考え方や感じ方など、
そのパーソナリティ特性が、
社会で不適合を引き起こす程度に至ると
「パーソナリティ障害」と診断される。


・日吉町事件で、
犯行前にトイレでしていた行動は?
・三俣町事件で、犯行前に侵入した部屋で
読んでいた漫画本は?? 
そして持参した〇〇で驚きの行動!!!
・被告人の生い立ちは?
 子供の頃のどんな体験が
被告人の人格に影響を与えた??


各項目のフルバージョンは

こちらでどうぞ~!

かなり細かく書いてます!

読み応え十分 ٩(๑´3`๑)۶

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前橋連続殺傷事件・第1回公判(3)
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