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2016年2月21日日曜日

【死体遺棄】佐藤一麿〈論告・弁論〉

2016年2月20日に
「殺人」容疑で再逮捕された佐藤容疑者が
「死体遺棄」で起訴された裁判の傍聴記です。
最初の逮捕から一連の流れをまとめたものはこちら↓
【殺人】佐藤一麿まとめ

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2015年11月4日 15:30
東京地裁 416号法廷
平成27年刑(わ)第1757号
刑事第15部ABC係
芦沢政治 裁判長

相模原墓地遺体遺棄事件
          
         ✧第3回公判✧

一般傍聴席は21席だけの狭き門!
3倍ほどの倍率でしたが当てましたーっ(๑•̀ㅂ•́)و✧

水色カバー(関係者席?)7席
白色カバー(報道記者席)沢山

検察2名、弁護人1名 全員男性

被告人は黒系のスーツに見を包み、
緊張した面持ちで出廷(保釈中だから手錠腰縄ナシよ)。
見た目はテレビとかで見たまんまですね。
ハッキリした顔立ちです •̀.̫•́✧


論 告(検察の意見)

被告人は秋山智咲と共謀の上、
墓地内の空き地に穴を掘り
阿部由香利さんの遺体を埋めた。

被告人は遺体をビニールで包み
秋山のマンションに運んで保管。
秋山に指示し、犯行を隠匿するために物品を購入させ
遺棄現場の下見をさせた。
そして秋山に穴を掘らせて遺体を埋め、
第三者に知られないよう土を多めに盛った。



被告人は遺体を
秋山のマンションに1ヶ月半も放置したもので、
近隣住民から悪臭の苦情がでるほどだった。
平成27年6月24日に発見された時には
生前の面影はなく、変わり果てた姿であった。
これは死者の尊厳を冒涜するもの。

被告人は常時主導的に秋山に指示。
物品の購入、車の手配、
穴を掘らせて遺体の運搬を手伝わせた。
さらに虚偽の事実を警察に報告させるなどした。
本件は周到な計画的犯行で、
その中で被告人は中心的な役割を果たした。

被告人は事実を認めてはいるが、検察の質問には黙秘。
現時点においても自らが起こした行為と
真摯に向き合っておらず、反省の態度が認められない。

身勝手極まりない自己保身の犯行で
被告人に有利に斟酌される事情はない。

求 刑


懲役2年の実刑 に処することを相当とします。


最 終 弁 論(弁護人の意見)

長いので箇条書き〜!

・ご遺体となった方を「被害者」と呼ぶのは間違っている。
・「土葬」という葬り方もあることから、
地中に埋めるという行為が、他と比べて特に社会的感情を
害しているとは評価できない。
・本当に隠そうとするなら、
もっと見つかりにくい場所があるにも関わらず、
あえて墓地を選んだのは供養の気持ち。
・遺体を埋める際にお守りを入れたのも
供養の気持ちから。
数ある死体遺棄事件を見れば本件はむしろ
遺体に敬意を払っているから悪質な部類に入らない。
・主犯であることに争いはないが、
共犯者がいる中で主犯的立場であることで
単独犯よりも罪が重くなることはない。
・様々なものを用意した上での犯行だが、
計画的ではない死体遺棄は存在しない。
(うん、それはごもっともです!!!)
他と比べて本件が特に計画的とはいえない。
・検察は、被告人が一部の質問に対して
黙秘権を行使したことから反省がみられないとするが、
黙秘権の行使が被告人に不利益に評価されてはならない。
・遺族は厳罰を求めているが、
殺人ですら過度に遺族の感情を考慮されるべきでない。
・死体遺棄の法定刑は懲役3年以下。
本件はその中でも軽い部類に属する。死体遺棄よりも
刑が重い死体損壊でも執行猶予付判決が多いので、
被告人にも執行猶予が執行されるべき。

懲役1年6月に3年の執行猶予を付すべきと考える。


最 終 陳 述(被告人最後の一言)

今回、このような事件を起こしてしまって、
大変申し訳ありませんでした。以上です。


16:10 閉廷

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最終弁論で
弁護人はものすんごい気合入い入ってて
証言台で熱弁!!!
裁判員裁判ではないんだけど
裁判員に訴えかけるみたいな、
素人にとーーっても分かりやすい弁論でした。
こんなに頑張ってくれたら
依頼者は嬉しいですね ´,,•ω•,,` ♡

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共犯 秋山智咲の傍聴記はこちら↓
【死体遺棄】秋山智咲・相模原墓地死体遺棄事件


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