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2016年1月15日金曜日

【傷害致死】すき家で知人を刺す・控訴審判決



2015年1月12日 11:00
東京高裁 805号法廷
平成27年(う)第1529号
朝山芳史裁判長

傷害致死、銃砲刀剣類所持等取締法違反

法廷の外も中も物々しい警備です!
そんなにアブナイ被告人なのか ( •̀ㅁ•́;)!?


どんな事件?

2015年2月22日午前3時50分ごろ、
神奈川県小田原市の大手チェーン店
『すき家 小田原扇町店』で事件が起きた。
宮野和徳(みやの かずのり)容疑者(27)が
熊沢礼(くまざわ れん)さん(24)の左太ももを
持っていた包丁で刺し、熊沢さんはまもなく死亡した。
宮野容疑者は同日の昼すぎに小田原署に出頭したそうだが、

「脅かすために包丁を持ってきただけ」
「相手がぶつかってきたから包丁が刺さってしまった」
「殺すつもりはなかった」と殺意を否認。


一審判決は懲役8年。

この日が判決言い渡しですっ!


主 文

控訴を棄却する。

当審未決拘留日数中120日を原判決に算入


控 訴 趣 意

① 犯行のいきさつや犯行後の被告人の言動を
明らかにすることが重要だったにも関わらず、
立証するための証拠調べ請求を採用しなかった原判決は法令違反。

② 被告人は被害者に対し、前かがみになりながら
小走りに向かい、被害者の直近で包丁の刃先を向けたという
暴行は与えていないが原判決では暴行とその故意を認めた。
これは事実誤認である。

③ 被告人を懲役8年に処した量刑は重すぎて不当。


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① について
弁護側は目撃者の尋問などを請求したが、
被告人質問で足りると判断。
また、被告人質問が20分と不当に短く設定されたとするが
実際、制限されたと認められないので法令違反とはいえない。

② について
被害者の左大腿部に包丁が11.2cm刺さったと推認される。
遺体解剖医は直近で偶然刺さったという考えは排斥できないとしたが、
被告人は被害者に近づき包丁を振り回すなどした。
実際、被害者の顔面や後頭部には傷があることから
暴行の故意がなかったと主張する被告人の供述は信用できない。
原判決は正当。事実誤認はないと考える。

③ について
被告人は自宅からわざわざ26.5cmの鋭利な包丁を持ち出し、
危険性が高い行為に及んだ。
本件は当事者間のトラブルにおける傷害事件の中でも
比較的重い部類に属する。
また、被告人は弁解に終始し、本件と真摯に向き合う姿勢が見られない。
被告人に前科がないことなどを考慮しても
懲役8年程度の実刑は免れないとした一審判決は不当と考えられない。

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被告人は、本件に至るまでの経緯を明確にすることを放棄した。
被害者との間にあったトラブルの詳細は明らかになっていないが、
対応などからすれば、緊張関係にあったと認められる。
当公判廷における供述を踏まえても、反省を深めているとは言えない。

以上のことから本件控訴を棄却するとした。


11:30 閉廷

被告人は終始うつむいていました (´-ω-`)

こんな感じの事件があったよね。
たまたま持っていた包丁が偶然刺さって殺してしまった。
傍聴記あげてます。これ↓

【佐藤勉・殺人被告事件】
佐藤勉・一審判決
佐藤勉・控訴審 初公判
佐藤勉・控訴審 判決!






 

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