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2015年10月20日火曜日

しぇしぇしぇ男・判決!

2015年9月18日 09:50
東京地裁 422号法廷
平成27年刑(わ)第755号
住居侵入、傷害
刑事第16部A係
島田一裁判長


この日も報道陣多かったです。
撮影もありました。
でも傍聴席はけっこう空きあったよ。
朝早かったしね。

田中被告は第3回公判と同じ
上下デニムスタイル。
でも坊主頭だから
全然印象違うねっ(*""*)フフッ♪


判 決


懲 役 2年6月 

未決拘留日数100日算入


認定した事実

平成26年12月3日 
午前7時頃、世田谷区☆☆☆(アパート名)
403号室の〇〇方に侵入し、
12.3cmのぺティーナイフで
女性の顔面、頭部などを切り付け
全治3週間の怪我を負わせた。
被告人は危険ドラッグ吸引により
心身耗弱状態であった。
累犯前科があり、
東京地裁立川支部で1年4月の有罪判決。
刑の執行は猶予された。


判決理由


① 
生活保護を受給して
平成26年5月から☆☆☆に住み始めた

② 
被害者の体臭や騒音が気になり出し、
5月か6月に「お風呂に入ってください」
などと書いた手紙を被害者宅に投函。
被害者をうとましく思っていた。

③ 
12月2日危険ドラッグを摂取

④ 
12月4日 午前7時頃、
チャイムを鳴らし被害者宅に入った。
台所でぺティーナイフを見つけた。
起きてきた被害者は浴室に逃げた。

⑤ 
被害者は両手を前に出し、
「やめて」 と言った。
被告人はしばらくして自宅に戻る。

⑥ 
午前7:20頃 
通報を受けた警察官が被告の家に臨場。
「そうだ、オレが刺したんだ。」 と言った。
両手を左右に振り暴れた。

⑦ 
支離滅裂な言動
「刺した刺した!これ使った!」
「薬やっちゃった!これ飲んじゃった!」

⑧ 
被告人の尿と
(薬が入っていたと思われる)パックから
覚醒剤に似た成分の薬物を検出。
  
田村医師は、当時危険ドラッグによる
急性中毒に罹患していたが
幻覚妄想状態にあったか
定かではないと証言した。

被告人は被害者に不満や借金の不安などもあり、
暴発し衝動的に行為に及んだ。
被告は逮捕時には行為を認めているが、
重大さを判断する能力は欠けていたと思われる。

弁護人は心神喪失状態にあった為、
無実を主張している。

① アニメのキャラになりきっていた。
② 被害者がやめてと言っても続けていた。
  やめてという言葉に反応というのは誤認。
③ 狙いを定めていた→ナイフが曲がっていたので
  壁などを切り付けた可能性。

これらの弁護人の反論については

① 12月9日 自分が界王拳をしたができなかった。
  平成27年3月16日の調書では
  「いつもより多いパウダーを吸った。」
  「孫悟飯になれると思った。」
  「親から急所を狙え、と言われたのを思い出した。」 
  などと言っている。
  
  3月9日の時点で鑑定書を作っている田村医師によると
  被告は「危険ドラッグで幻覚を起こしたことはない。」 
  と言っている。
  また、「責任能力あると書かないでね。」 と言っていた。
  法廷では、孫悟飯のくだりは覚えていないと言っている。
 
② やめてと言われてもさらに切り付けていると言うが、
  抵抗された後、自らの判断で止めて帰宅している。

③ 被害者に狙いを定めたことに間違いない。
  壁などを傷付けた痕跡が見当たらない。


動悸は些細。自宅から凶器を持ち出したわけでもない。
危険ドラッグの影響により、
精神状態がかなり悪化していたと思われる。

うとましく思っていた被害者を
襲った合理的犯行で
見当識けんとうしきが保たれている。

警察が駆け付けたときには事件を理解していた。

行為の是非善悪判断は
失われていなかった。

訴訟費用は被告人に負担させない事とします。

被害者の傷は幸い浅かったが、
10cmや7cmに渡る大きな傷もあり
13か所縫合した。
被告は心身耗弱状態にあったが、
刑を軽くするにしても限度がある。
また、前科4犯を有し、規範意識が低い。



しぇしぇしぇ男・第2回公判(公開停止中)
しぇしぇしぇ男・第3回公判


判決の様子をジャジィが語っています↓





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