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2015年6月7日日曜日

柏通り魔殺人・竹井聖寿 第1回公判

20155271000
千葉地裁 201号法廷
平成26年(わ)第1195
小森田恵樹 裁判長

強盗致傷、強盗殺人、強盗、
銃砲刀剣類所持等取締法違反、
大麻取締法違反

柏連続通り魔殺人事件
竹井 聖寿 初公判



黒いスーツに白ワイシャツ、ノーネクタイで出廷の竹井被告。
髪は天パでボリューミー!白髪がちょいちょい。
映像で見たまんまって感じっ!
名前、本籍地、職業などを聞かれ ぼそぼそと答えた。
彼が配信した動画で身長は175cmと自分で言ってたような・・・
実物は170cmあるかないかです。
被告の近くに座ったので指のタトゥー確認できました

こんなに濃くなくて、うーーっすら水色って感じにかなり色抜け。


起訴状
(検察は女性2人)

   通行人の金品を奪おうと計画し、平成2633日 1132分頃 
柏市の路上で強奪する目的で25歳男性をナイフで脅迫。
男性は押しのけて逃げたが全治2週間の怪我を負わせた。
   同日 通行人の金品を奪う目的で31歳男性に殺意を持って
ナイフを突き刺し、現金1万数千円入りの財布の入ったバッグ
6000円相当を奪い殺害。
   同日1140頃、44歳男性が運転する車を停止させ
強奪しようとナイフの先を向け、「今、人ひとり殺してきた。降りろ。」
と言い、現金3302円入りの財布、2500円相当を奪った。
   同日1141頃、②の被害者を介護しようと下車していた
女性の車に乗り込んで車強奪しようとした。
気付いて車に戻ってきた女性に「うぉーーー!」と言いナイフで脅迫。
ゴルフクラブ23.3万円相当を積んだ車を奪った。
   11351141までナイフを所持。
   自宅マンションにて大麻0.19gを所持。

罪名

   強盗致傷
   強盗殺人
   強盗
   強盗
   銃砲刀剣類所持等取締法違反
⑥  大麻取締法違反

裁判長:今検察が読み上げた起訴状で間違っているところはありますか?
竹井:間違いありません。

検察・冒頭陳述

争点は量刑。
起訴事実に争いはない。

■事件に至る経緯

被告は事件当時24歳。
事件の1年前、平成252月初めに一人暮らしを始めた。
間もなく生活保護を受ける。
平成262月中旬、ネット仲間の “六文銭” さんから
現金65万円をだまし取った。その金はタトゥー代などに使い、
犯行当時33日には所持金が1万数千円であった。

■犯行形態

33日夜、金を奪おうと考え、午後11時過ぎにニット帽と手袋を購入。
ナイフ、手錠、催涙スプレーを持ち、1130 襲う相手を探した。
歩行中の女性に声をかけた。
この女性は事件を目撃している。後日証人出廷。
その後通行中の車を停めたが犯行には至らず。

   の被害者 沢村さん(仮名)が自転車で通りかかる。
呼び止めて強奪しようとしたが逃げられた。
この被害者は午後の審理に証人出廷。
   の被害者 池間さんが歩いていたところにナイフを向け、
殺す意志を持って背中と首を刺し、財布入りのバッグを奪った。
犯行現場に停車していたタクシーの積載カメラによって立証する。
   の被害者 中村さん(仮名)は倒れている人が見えたので
110番通報をしていた。被告は被害者の車のタイヤを
ナイフでパンクさせ、“今、人を一人殺してきた。” と言い
ナイフを向け財布を奪い、車で逃走しようとしたが発進させられなかった。
被告は “殺してきた” と言った事を否定。
   の被害者 田村さん(仮名)は車を降りて倒れている池間さんに駆け寄った。
その隙に竹井は田村さんの運転席に乗り込む。
他人が自分の車に乗ったのに気付いた田村さんが車に戻ると
竹井はナイフで脅し、そのまま車を奪って逃走。
田村さんが証人出廷する。

竹井はコンビニに乗りれた後、徒歩でホテルへ行き朝まで滞在。
34日早朝タクシーで帰宅。
その時ナイフや血の付いた衣類は
ホテルの枕カバーの中に入れて隠し持ち帰った。

午後730830、車を借りようとレンタカー屋に行くが借りれず。

チャット仲間の 「六文銭」 さんに自分が犯人だと理由を告げた。
六文銭さんが証人出廷する。

事件後、チャット仲間が竹井について語っています。六文銭さんも登場!
柏通り魔事件 竹井聖寿容疑者「除悪」の友達の放送 Part2
https://www.youtube.com/watch?v=5qXw4YNF4To

被告はバスジャック、ハイジャックしようとしたのが犯行理由と言っているが
単なる金目的である。
35日に逮捕して家宅捜索を行い、凶器のナイフを発見。
大麻も見つかった。

■争点

どのような刑を与えるかが争点である。

弁護人は金目的だけでなくハイジャックする為の資金を得るための犯行。
それは統合失調症である被告の妄想であると主張。
行動制御能力と事理弁識能力が低下しているので
減刑されるべきとしているが、
検察は単なる金目的と考える。

被告は統合失調症ではない
ハイジャックはチャット仲間と楽しむための妄想に過ぎず、
病気からくる妄想ではない!
事件当時、被告は飲酒していて酔っており、向精神薬も服用。
被告の精神状態について西川医師が証人出廷。

■情状に関する事実

   悪質性、凶悪性、残虐性。
   何の落ち度もない方が被害にあった。遺族に耐えがたい苦痛を与えた。
   形体に酌量の余地はない。
   地域を震撼させた。厳しい処罰が必要。
   再犯の可能性が高い。

弁護人・冒頭陳述
安田弁護士(女)

控訴事実に争いはありません。量刑を審理して頂きたいと思います。
被告は沢村さんに怪我をさせ、池間さんを殺害し、凶悪という他ない。
弁護人として心苦しく思う。
行為の重さを考え、今後の更生の可能性を考慮して
量刑を決めていただきたい。

本件には統合失調症の背景がある。

統合失調症の影響で、判断できる能力、
行動を抑える能力が減退していた。

量刑を判断する要素にしてください。

被告はお金が欲しかった。
使い道はハイジャックをしてスカイツリーに突っ込む準備資金。

被告はネット中毒であった。
被告は幼少期からいじめにあっていた。中学から友人がいなかった。
自身の存在を他人に示したいとの思いからネット空間へ。

自分が孤独であるのは他人から冷遇される
=社会が悪い。

社会に復讐するために航空機をハイジャックしてスカイツリーに
突っ込むとチャット仲間に話した。
この妄想は病気の症状。

過激な話をしたら注目されると思ったが
かえって浮いた存在になってしまった。
被告は自分の存在を誇示しようと思った。

33日の夜、寝ようと思っても眠れず、“今やるしかない” と決意。
強盗しようと思い、実際にしてしまった。

平成25220~平成26216日まで
精神科のクリニックに通院していて、

統合失調症と診断されている。

病気による被害妄想が発展して本件に至ったと考える。

動機と妄想の関係を主治医の中嶋先生が証言する。

■行為の責任を減少させる事情

判断・行動を制御する能力の減退
   ハイジャックが目的
   ニット帽を買うなど計画はしたが家のすぐ近くで犯行
   選ぶことなく次々と犯行
   ラブホテルに入り、枕カバーでナイフ、ジャンパーを隠し抱えて帰宅。
    警戒中の警察に話しかけられ、動じることなく免許を見せて家に帰った。

後日被告の母親が証人出廷します。

証拠取り調べ

検察は23点の証拠品と5人の人証で事件を明らかにします。
※人証:最初に声をかけた女性、沢村さん、田村さん、六文銭さん、西川医師

■現場の状況

・現場の写真(白黒加工)が映し出された。(血の量がすごかった。)
35被告立ち会いの元に撮影された写真。
 被告が机を指刺している写真とか。
・血が付いたジャンパー、シャツ。マスク、サングラス、
 手袋、靴、催涙スプレー、手錠 など
・沢村さんの負傷部位 37日の病院診断書―左拇指切傷、
 33日に受傷。加療期間2週間。
 白黒加工された傷口の写真が映し出された。
・凶器のナイフが立派なケースに入って登場。すごい迫力。21.9cm。

検察:あなたので間違いないですね?
竹井:間違いないです。
検察:犯行にこれを使いましたか?
竹井:はい。
検察:もういらないですね?
竹井:いらないです。

証人 沢村さん
(強盗致傷の被害者)

平成2633日 1135pm頃、自転車に乗っていた。
両手には手袋。

検察(山本)
犯人に気付いた時にはどんな状況?
「進行方向前方に人が見えました。私は道路の左側を走っていました。
道の中央辺りに犯人。」

犯人は何か言ってきましたか?
「手を上げて、“すいません。” と言ってきました。」

どう思いましたか?
「道に迷ったのかなと。」

それでどうしましたか?
「相手に近づいていきました。」

犯人はどうした?
「私から見て右側に寄ったので私もそちらに自転車を停めました。」

沢村さんはどんな状態?
「自転車から降りずにまたがった状態です。」

位置関係は?
「左側に犯人がいて、向かい合った状態でした。」

何か言いましたか?
「“どうしましたか?” と聞きました。」

犯人は何と答えましたか?
「“このようなものですけども。” と言ってナイフを出されました。」

ナイフはどのように持っていましたか?
「ナイフを片手で持っていて、刃先が私の胸の方に向いていました。」

どのようなナイフでしたか?
「いわゆる軍人が使うようなサバイバルナイフ。
刃渡り20cm位。歯は片側だけでした。」

犯人の様子は?
「淡々と話して冷静でした。」

どう思いましたか?
「殺される!と思いました。」

どういう行動をしましたか?
「逃げるために、“お金ですか?” と言って、
前カゴのバッグに手を入れて財布を探しました。」

犯人は何か言いましたか?
「“それもそうだけど、こっち来てくれ。” と言われました。
淡々とした感じで。」

どう思いましたか?
「金じゃなくて他…または殺されると思いました。」

その時ナイフは?
「ナイフは変わらず私の胸元に刃先が向いていました。」

犯人は他になにか言いましたか?
「“なにかしたら殺すよ。” と言われました。
“〇〇したら” の〇〇が思い出せません。
“殺すよ” は確かな記憶です。」

犯人はナイフの他に何か手に持っていましたか?
「右手に黒い輪っか状の物が見えました。ナイフは左手。
手錠みたいな拘束するものかと思いました。」

それからどうしましたか?
「ついて行ったら間違いなく殺されると思いました。
左手で、犯人が持っていたナイフを逆手でつかんで
内側にひねるようにしました。」

ナイフのどの部分をつかみましたか?
「柄の付近の歯のある部分をつかみました。
そして そのまま相手の方に押し倒しました。」

犯人はどうなった?
「よろめいて後ろに下がりました。」

それからどうしましたか?
「そのまま自転車で真っ直ぐ逃げました。」

犯人との距離は90cmくらい。
犯人役の警察官がサングラスマスク姿で検証している写真が示された。
ナイフをつかむ再現、押しのける再現など。

「後ろから犯人が走ってきている音が聞こえました。」

どんな風に気を付けて逃げましたか?
「ナイフを投げられると思ってジグザグに進みました。」

どこに向かいましたか?
「柏警察署に向かいました。」

事件現場からはだいたい5分くらいで到着。
110番通報しようとは考えなかったし、そんな余裕はなかった。
途中、後ろを振り向いたら犯人がいなかったので、
車やバイクを取りにいったとではと思い、まだ恐怖があった。

警察について、「血が出てるよ、大丈夫?」 と言われた。
言われるまで気付かなかった。
その後病院に連れていってもらった。完治までは1ヵ月くらいかかった。

生活に影響は?
「家から数日、一歩も出れませんでした。
犯人が捕まっていなかったので、また狙われるのではと思って。
殺されるんじゃないかと恐怖でした。」

地元での事件ですよね?
「はい。」

事件で影響は?
「身内はみんな泣いてて、今度就職するにあたって、そこにも心配かけました。
※沢村さんは当時大学生。
事件があった通りみたいなところは避けるようになりました。
あと、知らない人に声をかけられても対応できなくなりました。」

被告側から謝罪は?
「ありません。」

今回の事件についてどんな気持ち?
「ナイフの傷はすぐ治りましたが、日常生活に支障があります。
精神面でのダメージが大きい。
犯人には厳しい処罰を望んでいます。

弁護人(高橋)
犯人が言った言葉で “このようなものですが。” と 
“こうゆうものですが。” 正確にはどっちですか?
「正確には・・・」

“それもそうだけどこっちに来てくれ。” は、
丁寧語で“こっちにきてください。” だったのでは?
「うーーん・・・ちょっと正確には…」

“それもそうですけど、こっちに来てください。” じゃなかったですか?
「どっちかというと・・丁寧語だったかなと…」

“〇〇したら殺すよ” は、“殺しますよ。” だったのでは?
「正確には覚えてません。」

この後裁判官からちょっとだけ質問があり・・

 なんと1415、この日の審理は終わり!!!



沢村さんの証言で事件の様子がリアルに伝わってきて
めちゃ怖かった。
遮閉板なしで堂々と犯人の前で証言。
ものすごい勇気です!
千葉地裁までが遠すぎて。。。行くのが本当に大変だったから
早く終わってしまってツラい (´;ω;`)ウッ…

★続きはこちら★

竹井聖寿 第1回公判
http://jazzytokyo106.blogspot.jp/2015/06/1_7.html
竹井聖寿 第3回公判
http://jazzytokyo106.blogspot.jp/2015/06/3.html
竹井聖寿 第4回、5回公判まとめ
http://jazzytokyo106.blogspot.jp/2015/06/45.html
竹井聖寿 第6回公判
① http://jazzytokyo106.blogspot.jp/2015/06/6_9.html
② http://jazzytokyo106.blogspot.jp/2015/06/6.html
竹井聖寿 判決
http://jazzytokyo106.blogspot.jp/2015/06/n.html
竹井聖寿 控訴
http://jazzytokyo106.blogspot.jp/2015/06/blog-post_16.html





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